私はJASSO（日本学生支援機構）の奨学金を使って専門学校に通っていたため、卒業後は返済しながらの生活を続けており、将来への漠然とした不安を抱えていました。

そんななか、社内で奨学金返還支援制度が開始されたことを知りましたが、「会社が自分の奨学金を返還してくれるなんて、本当なのかな？」と少し不思議な気持ちにもなっていました。後日、会社から制度の趣旨について説明を受けてみると、社員が負担に感じているポイントに着目し、寄り添ってサポートしてくれる制度なのだと感じ、私も対象者として代理返還をしてもらえることになりました。

自分が奨学金を借りる際は手続きが複雑だったため、会社に代理返還をしてもらう場合も色々と大変かもしれないと思っていましたが、実際は自分が借りた奨学金の状況を上長に伝えただけで、あとは全て会社の方で手続きを進めてくれました。

今では毎月の奨学金返済が無くなり、その分を将来の備えや趣味などに充てることができるようになりました。

私は入社してからずっと実家から車で通勤していましたが、結婚を機に引っ越しをしたいと思うようになりました。ただ、実際に引っ越そうと思うと敷金礼金などの初期費用負担が大きく、気軽に考えることはできないと感じていました。

そこで、以前から気になっていた近隣住宅借上げ社宅制度を利用できないかと思い、試しに自分が気に入ったお部屋を会社に提示してみたところ、そのお部屋ですぐに契約を進めてもらうことができ、希望通りの時期に引っ越すことができました。

この制度を利用すると、月々の家賃が通常より安くなることに加えて、本来は引っ越し時にかかる初期費用や火災保険料まで全て会社が負担してくれます。また、通常は2年ごとにかかるお部屋の更新料も、いつの間にか会社が負担してくれているので、月々の出費が一定になり安心です。

職場の近くに引っ越すことができたため、通勤にかかる時間がほとんど無くなり、プライベートの時間を有効活用できています。