サービス内容について
児童発達支援とは何ですか?
日常生活における基本的な動作のトレーニングや、集団生活に適応するためのグループワークなどを行います。主に未就学児が対象になります。当社施設では特定の分野に特化することなく、音楽・制作・言葉の訓練・体操・季節行事などを偏りなく取り入れ、頭と心と体がバランスよく発達できるような独自プログラムを策定しています。
放課後等デイサービスとは何ですか?
学校授業終了後または休業日に、生活能力の向上のために必要な支援や余暇の提供を行います。学校外での居場所をつくり、障害のある子どもたちを持つ家庭を支えるために創設され、障害児の学童保育とも表現されます。小学生を中心とした就学児童が対象になります。当社施設ではお子さまのニーズに合わせた活動プログラムを準備すると共に、挨拶の励行や責任感の醸成、協力する姿勢などを伝えながら社会性を身につけられるように支援にあたっています。
利用できる年齢に制限はありますか?
児童発達支援は0歳から小学校入学前までのお子様が通所可能です。
放課後等デイサービスは小学生から高校生までのお子様が通所可能です。
いずれもご利用には市区町村が発行する受給者証が必要になります。
送迎はありますか?
ご自宅や幼稚園、保育園、学校等への送迎を行っております。送迎範囲内であればお車で送迎いたします。実際に8割以上の方が送迎を利用されておりますが、送迎車両の都合でご家族送迎をお願いする場合もございますので、詳しくは教室までご相談ください。
投薬や通院に協力してもらうことはできますか?
投薬については医師からの指示書があれば対応させていただきます。必要に応じて看護師が対応いたしますのでご相談ください。なお、施設内での怪我や発熱等がある場合には協力医療機関へ通院する場合がありますが、日常的な通院を同行することはできませんのでご了承ください。
育児のことや家庭内のことで相談に応じていただくことはできますか?
ご利用開始時はもちろん、利用期間中も必要に応じて相談支援をさせていただきます。また、半年に1回は面談等を通じて今後の支援内容についての見直しを行わせていただいておりますので、どんなことでもお気軽にご相談ください。必要に応じて関係機関にお繋ぎさせていただいたり、連携した支援を行わせていただいたりする場合もあります。
ご利用のお手続きについて
どうすれば利用できますか?
まずは、ご利用を希望される教室へお問い合わせ下さい。利用開始までの手順について詳しくご案内をさせていただきます。
見学や体験はできますか?
随時対応させていただきますのでお気軽にご相談ください。保護者の方のみのご見学でも問題ございませんが、お子さまが楽しく通えるかどうかをご判断いただくために、必ずご利用契約前に一度はお子さまと一緒にご来所くださいませ。
療育手帳が必要ですか?
療育手帳は必要ありません。また、具体的な診断名が無い場合でもご利用いただける場合がありますので、お気軽にお問い合わせください。
受給者証とは何ですか?
事業者と利用契約を結び、サービスを利用するために必要な書類のことです。お住まいの市区町村役所に申請することで発行され、ご利用可能日数が決定します。
実際の利用日はどのように決めるのでしょうか?
受給者証の日数の範囲内で利用計画曜日を設定し、その曜日に毎週継続してご利用いただきます。設定した曜日については、確実にご利用いただけるようにお席を確保させていただきますので、ご家庭でのスケジュール管理をお願いします。
計画曜日以外の日に利用することはできますか?
ご家族の時間やお仕事の都合など、様々なご事情で個別に利用したい日やお休みをしたい日がある場合には、毎月ご提出いただく利用予定表にその旨ご記載いただければ定員の範囲内で対応させていただきます。
ご利用料金について
サービスを利用する料金は?
当社の事業所は行政指定による児童福祉施設のため、ご利用料金の1割のみがご利用者様の自己負担額となります。また、自己負担額には以下の通り上限がございますので、これ以上の金額がかかることはございません。詳しくは受給者証の手続き時に市役所へお問い合わせください。
世帯所得 | 利用負担上限額 |
---|---|
非課税 世帯 |
0円 |
約890万円 以内 |
月額 4,600円 |
約890万円 以上 |
月額 37,200円 |
利用料金以外にかかる費用はありますか?
おやつ代を1回50円いただいておりますが、おやつの時間に不在の場合や、アレルギー等でおやつを食べない場合はかかりません。また、外出による活動(味覚狩り、動物園、など)で、入場料等がかかる場合はその金額実費のご負担をお願いする場合があります。但し、料金がかかる外出を希望されない場合は個別に対応させていただきます。
ご利用方法について
前日や当日に利用予約をすることはできますか?
一日の利用定員に制限がありますので、ご相談をいただいた時点でお受入れ可能な場合は予約を受付けさせていただきます。
夏休みなど長期休暇中の利用時間はどうなりますか?
就学児童(放課後等デイサービス)については、学校休業日は10時から16時までご利用いただくことができます。未就学児(児童発達支援)については、月齢等によって利用可能時間が変更する場合がございますので、個別に教室へご相談ください。
1日に複数の事業所を利用することはできますか?
障害児通所支援事業所は1日に一か所しか利用することができません。各市区町村の「こども発達センター」をご利用いただいた日も同日利用は不可となりますのでご注意ください。
幼稚園後や保育園後の利用はできますか?
幼稚園後や保育園後にもご利用いただくことができます。また、保育園へお迎えに上がり、保育園にお送りすることもご相談可能です。幼稚園との両立が体力的に難しい場合には、幼稚園への登園日数を減らして当社施設をご利用いただき、様子を見て幼稚園後の利用へと切り替えていくこともできます。
登園・登校拒否の児童は利用できますか?
様々なご事情で登園・登校できない場合も、市区町村が認めた場合はご利用いただくことができます。ぜひ個別にご相談ください。
教室での過ごし方について
未就学児と就学児童が同じ部屋で過ごすのですか?
未就学児(児童発達支援)と就学児童(放課後等デイサービス)では、心身の発達段階に大きな違いがありますので、適切な発達支援をするために原則としてそれぞれ別室での活動を行います。但し、季節行事などを通じて相互理解を深める目的で、合同実施する場合があります。
学習指導もしてくれますか?
学校の宿題がある場合は可能な範囲で対応させていただきます。また、宿題が無い場合でも、教室で用意したプリント学習を行い、学習習慣を身につけられるように支援しております。
一方で、学習塾ではありませんので、成績や学習進捗の管理、受験指導などは行いませんのでご了承くださいませ。
教室での活動についていけるかどうか不安です。
障害の有無や程度は全てそのお子さまの「個性」として理解し、無理のない内容で、かつ簡単すぎないプログラムに参加していただけるように十分配慮をしております。また、同じ取り組みであってもお子さまの発達段階に合わせて毎回のレベル調整をするなど、適切な環境設定を行っておりますのでご安心ください。
個別指導をしていただくことはできますか?
当社施設は「集団療育を通じて個別支援をする」という方針で運営をしております。個々の発達段階に応じた適切な支援を実施しますが、あくまで集団活動をベースにしている点をご理解ください。
利用児童の年齢構成を教えて下さい。
未就学児(児童発達支援)の年齢構成は2歳~6歳です。午前中は2~3歳児、午後は幼稚園後のご利用が多いため、4~6歳児が多くご利用いただいております。
放課後等デイサービスは小学生低学年が多くご利用いただいておりますが、一部中高生がご利用いただいている日もあります。
利用児童の性別構成を教えて下さい。
ご利用日によって変動しますが、未就学児(児童発達支援)の男女比は概ね4:6、就学児童(放課後等デイサービス)の男女比は3:7程度になります。